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いびきは“構造”で起きる。病気ではないかもしれない

@toratani_kokyu

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それ、病気じゃなくて「寝具と姿勢」かもしれません

いびき、と聞くと多くの人が「病気」「恥ずかしい」「治さなきゃ」と反応します。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)という言葉も浸透し、CPAP治療などを受ける方も増えました。

ですが私は、こう考えています。

いびきは、必ずしも“病気”ではない。
それは「構造的な現象」である可能性が高いのです。

いびきの正体は「舌の沈み込み」

人は仰向けで眠ると、筋肉の力が抜けます。
特に舌の付け根(舌根)が重力に引かれて喉の奥に落ち込み、気道を塞ぎかけます。
このとき、狭くなった気道に空気が通ることで発生する音——それが「いびき」です。

つまり、

・仰向け姿勢
・首の角度(屈曲)
・枕の高さや硬さ
・胸郭や背中への体圧

こうした「寝ているときの構造と圧力」が、いびきの発生条件をつくっているのです。

体を整えれば、呼吸も整う

実際、私が開発した寝具(※トラタニ好循環マットレスと枕)を使用された方からは、


「いびきが軽減された」
「寝ている間に口が開かなくなった」
「朝、喉の乾きがなくなった」


といった変化の声が寄せられています。

もちろん医療が必要なSASは存在します。
しかしそのすべてが「病気」ではない可能性も見逃せません。

「いびき=治療」ではなく「構造=調整」という視点を

いびきを恥ずかしがるのではなく、まずは寝る姿勢や枕の高さを見直してみてください。
呼吸は「構造で変わる」。
私はそう信じて、呼吸を深める寝具をつくっています。